マメココロ

インタビュー
外観
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焙煎
豆
内観
内観3
内観2

マメココロ

立地 北千住(西口)徒歩5分

業態 コーヒーショップ

住所 足立区 千住 1-27-1

営業 10:00~20:00
※生豆受付は18:30まで

定休 焙煎機メンテナンス等定期休業日あり               

 

飯島:ようやくオープンですね。千住では珍しい珈琲豆の販売&カフェのお店です。まずは、店名「マメココロ」の由来についてお聞きしたいと思います。

 

小池店長:当社はこれまでリサイクルショップ(主に古着を中心に4店舗)を運営していて、monococoro(モノココロ)という社名です。これはモノにも心がある、心を込める、あたたかみのある親しみやすさからつけました。今回は、そこから珈琲豆店ということで「マメココロ」というネーミングにしました。

 

飯島:なるほど。親しみ易さがお店の雰囲気からも感じられますね。北千住に出店されようと思ったのは何故ですか?

 

 

小池店長:最初はあまり北千住のことは知らずに年配者の多いところなのかなと思っていました。ですが、来てみると街がきれいなのと、アクセクしていなくて、若者が多いのに驚きました。

 

アットホームな感じがしてそれでいて活気もあり、気に入りました。

 

 

飯島:カフェと言えば近くではこのところ清澄白河にこだわりのカフェが続々と出店していて話題になっていますが、このお店のこだわりや特徴は何でしょうか。

 

 

小池店長:このところのカフェブームは、サードウェーブと呼ばれているものですね。スタバに代表される深煎りが特徴のセカンドウェーブのお店でもそうですが、どちらもこれが美味しいですよ如何ですか?というスタンスのお店です。マメココロは、逆にこだわりのないことが特徴でもあります。取り扱っている豆は一般的なものから希少なものまで60種類ほど。焙煎のレベルも10種類あるので約600種類の味があり、これをさらにブレンドすると味は、ほぼ無限にあります。

 

 

飯島:60種類も!?私もカフェはよく行くのでどんな違いがあるのか比べてみたくなりますね。

 

 

小池店長:私は以前、珈琲が飲めなかったんですよ。でも目の前で焙煎されてだされた珈琲の美味しさに驚いて、それから今の事業を考えました。家でリラックスして楽しむような珈琲ファンを増やす、珈琲の美味しさに気づいてもらえることは店の目標でもあります。

 

 

飯島:よくお店で豆を買う時に挽いてもらいますが、目の前で焙煎してくれるというのは珍しいですね。

 

 

小池店長:香りは鮮度が大きく影響します。珈琲豆の鮮度は、焙煎してからの時間のことですので、買う時に焙煎するのが最も香りが引き立ち美味しいと言われています。スーパーやカフェで売られているものは殆どが工場で焙煎されているため、購入時にどれだけ経過しているか分かりません。

 

 

飯島:普段見かける珈琲豆は黒い(焙煎後)けど、このお店の豆は白いですね。勉強になります。

 

小池店長:本来焙煎前の豆(生豆)は白いので一目で分かります。ウチの珈琲はカフェもそうですが鮮度の良さ、香りの良さが特徴です。あとはお客様の好みをきいて、それならこの豆はどうでしょう、という感じで一緒にお気に入りの豆をさがしていきます。

 

飯島:アットホームでとても千住らしいお店ですね。さて、今回の出店、お店づくりで苦労された点は何ですか?

 

 

小池店長:店舗がスケルトンだったので、予算も限られている中で、店の全体イメージを考えるのに時間がかかりました。縦長の物件なので、いかにスペースを広くみせるのか苦労しました。照明やレイアウトなど、まだまだ気になるところはありますが、お客様の声を聞いて柔軟に反映して、気軽に入り易い店の雰囲気づくりをしていきたいですね。

 

飯島:お客様とのコミュニケーションを大切にされる明るい店員さんのいるカフェって気持ち良く居心地いいですよね。小池さん、ありがとうございました。

 

 

 

後書き

 

北千住では珍しい購入時に目の前で焙煎してくれる珈琲豆販売&カフェです。焙煎前の生豆を60種類もそろえているので、苦みや酸味、香りなど好みにあう豆を相談しながら見つけることができます。小池店長をはじめ、他の店員の方もとても感じがよく、珈琲豆について初心者でも気軽に立ち寄れるお店づくりが随所にみられる親しみやすいお店です。