amanojak

Amanojak.

立地　：北千住駅（西口）徒歩10分

業態　：衣料品店

住所　：足立区千住立田町8-4

営業　：平日12：00～21：00

　　　　土日12：00～21：00

定休　：なし

HP　：Amanojyak.HP ,Instagram

飯島（山崎ハウジング）

おしゃれなお店になりましたね！オープンおめでとうございます。

早速お話しを伺いたいと思います。まずは、お店の名前にもなっている社名の「Amanojak.」は、どのように決められたのですか？

廣川様（Amanojak.）

行くゆくは、海外の展示会やコレクションを見に行きたいな、ということもあり、外国人でも分かり易い言葉、日本の中でも伝わりやすい言葉を考えていって、ぼくたちの提供したい服って何だろうと考えたときに、ジャンルレスでありたいな、というのがあって、右もあれば左もある、それって天邪鬼じゃない？というのが経緯です。みんなやりたいイメージを出していく中で、降りてきた言葉でした。

このロゴ（Amanojak.）は、ローマ字ですが色を入れていくと擦れている部分が漢字で天邪鬼と浮き出てきます。海外の方はタトゥーを入れたり漢字を好きな人が多いのでこういうギミックも入れてみました。ドットも入れることでフワッと終わらせないようにしました。国内外で耳に覚えてもらえるような、あとは自分たちのスタイルに合ったAmanojak.にしました。

このロゴデザインは決まるまでとても時間がかかりました。知り合いのデザイナーにお願いをして最初１０通り以上原案をつくってもらい、半年ほど試行錯誤しました。

飯島（山崎ハウジング）

ロゴマークにもそれだけの情熱と拘りをもっていらっしゃるのは流石ですね。ここに並んでいる服も、きっと廣川さん、小山さん、大津さんの独特なセンスのひかるセレクトなのでしょう。例えば洋服好きな人に、こういう系の服があるよ、って紹介するとしたらどういうジャンルになるのでしょうか？

廣川様（Amanojak.）

ジャンルレスのセレクトなので、少し難しいですが、例えばBEAMSさんだとストリートからスーツまでありますよね。あれと同じで、ぼくらの感覚でギュっと揃えていて、いわゆる一括りにできない感じのお店、Amanojak.（天邪鬼）だからね、という風に伝えていただけたら、面白そう、って興味をもってもらえるのかなと思っています。

飯島（山崎ハウジング）

わかりました。確かに面白そうですし、廣川さんをはじめ、小山さん、大津さん、スタッフのお人柄がとてもフレンドリーでお話しし易く、楽しく感じます。廣川さんはこれまでもアパレル業界で仕事をされていたのですか？

廣川様（Amanojak.）

大学が大阪で就職で東京に来ました。卒業して始めの２年半くらいは金融関係で働いて、その後、前々職のときに小山、大津と知り合いました。

特に小山とは、週6日、毎日12時間くらい一緒だったので、お店の経営状況が悪い時も、ずっと一緒にやってきました。その後、それぞれ別のところに転職をして、それは大きい括りではアパレル業界でしたが、仕事の内容は違っていました。そのあたりから３人で何か出来ないかな、と話すようになったのがきっかけです。最初はinstagramから始めて、おかげさまでフォロワーが多くついてきたので、これは行けそうと思ってから、融資や物件探し、ブランドの開拓を並行してやってきてお店のオープンにつながりました。

飯島（山崎ハウジング）

苦楽をともにした気の合う同僚と協力してお店を立ち上げるというのは、これから苦しい時にもアイデアを出し合って乗り越えられるような頼もしい仲間ですね。

HPを拝見したのですが、私があまり詳しくないこともあり、扱われているブランドは、殆ど知らないものでした。廣川さんは前職から同じ業界でお仕事をされていらっしゃいましたが、前職からお付き合いされているブランドなのですか？

廣川様（Amanojak.）

実は前の会社からお付き合いのあるブランドではありません。始めにぼくと小山、大津の３人で気に入ったブランドを何十かピックアップして、コンタクトをとって、この店で扱わさせていただけれるか、一つひとつ折衝をしていきました。その中で伺った人に、こんなブランドもあるよ、こういうのを探してるならこんなのもあるよ、って多くの方に助けられたこともあって、何とか納得のいくお店を立ち上げることができました。ここが最も苦労したところでした。３人いたので上手くまとめられましたが、１人では出来なかったかもしれません。

飯島（山崎ハウジング）

現在扱っているブランドは幾つくらいありますか？外国のブランドやレディースも扱っていますか？

廣川様（Amanojak.）

今は15～16ブランドくらいです。７割くらいが国内ブランドです。メンズとレディースは、8：2くらいですが、これからシーズンごとに反響をみて、ブラッシュアップをしていこうと考えていますので、比率とかは変わっていくと思います。

飯島（山崎ハウジング）

主にはメンズが中心なのですね。

お客様は、どこからこられる方が多いですか？

廣川様（Amanojak.）

お客様は、松戸や流山の北千住をハブにしているお客様が多いですね。徐々に認知されてきたので、千住の人も少しずつ増えています。

数はまだまだ少ないですが、渋谷、恵比寿、銀座などから足をはこんでくださる方もいますよ。

飯島（山崎ハウジング）

私が言うのもあれですが、このあたりにはメンズのセレクトショップは殆ど見当たらず、上質な洋服を着ている方の割合も、都心に比べ少ないかと思います。

なぜ北千住を最初に選ばれたのですか？

廣川様（Amanojak.）

１つ目は、都心に近く乗降数が多いターミナル駅になっていることです。それと、ぼくらは前に世田谷区に職場や家がありました。あの辺りは既に洗練されていて、セレクトショップも多くあるエリアでした。それは競合が多いということでもあります。競合が多いと同じブランドを扱うところがあったりします。

北千住には、まだこのような店は殆どなく、「何でもできる自由度が高い」という２つがここを選んだ大きな理由です。

もう少し付け加えると、上手く軌道にのって、認知されていくと、少し欲張りですが、このあたりだったらAmanojak.だよね、って言ってもらえるといいなと思って営業しています。

飯島（山崎ハウジング）

よく分かりました。私や当社スタッフは、みんな興味津々でしたので、こんなにすてきなお店が北千住にできて、大変うれしく思っています。

最後にお聞きしたいのが、北千住の駅前にも、マルイ、ルミネのようなデパートがありますが、そこにも幾つもアパレルショップがあります。

そのようなお店と、ここの違いというのは、どのようなところでしょうか。何かPRしたいことなどありましたらぜひ。

廣川様（Amanojak.）

違いは大きく２つあるかなと考えていて、一概には言えないかもしれませんが、スタッフの知識レベルは差があるのかなと思います。

こういうセレクトショップは、店員さんと会話をしながら楽しんで、気に入ったものを買ってもらうスタイルです。

もう一つは、置いている商品が違います。デパートのお店でもセレクトブランドは扱っていますが、比率は1～2割程度です。

オリジナルブランドの商品とは違い、そこをあまり強調していないので、たくさんあるモノの中の一部、という感じです。

お客様の好みによって、商品がまとまっているものを好まれる方は、デパートが好きですし、バラバラでも面白いものを探したい方は、セレクトショップを選ばれます。服が好きな人は、セレクトショップを好む方が多いと思います。知っているブランドもあるけど、初めて見るブランドも混ざっているのが楽しいよね、って言われる方が多いです。